うつ病と睡眠障害の関係と改善法|不眠で悩むあなたへ

うつ病になる前兆でもある睡眠障害、これが重くなった時は危険なサインです

周りに迷惑がかかる、仕事が溜まっているなんてことに頭を悩ませずに、迷わず病院へ行きましょう。倒れたら周りだけでなく自分の将来にも大きな影響が出てしまうのですから。

それでは早速どのような症状が出てくるのかをみていきましょう。

睡眠への影響を症状の進行度別に挙げると以下のようになります。

  • 平日は睡眠時間が短く休日に寝溜めする
  • 夜中に目が覚める
  • 寝つきが悪くなる
  • 起きても体がだるく眠気が取れない
  • 寝付けない時間が長くなり、朝まで眠れない
  • 眠気はあるが完全に眠れなくなる

うつ病になるまでの睡眠の変化を挙げるとこんな感じの変化です。

平日は睡眠時間が短く休日に寝溜めする

危険度レベル☆☆☆☆

これは当てはまる方多いのではないでしょうか?

私は10年くらいこんな感じの生活でした。

ただ休日にまとめて寝てしまえば、ある程度は回復するので、次の1週間はなんとか過ごして次の土日を目指すという感じでしょうか。

生活習慣としてはよろしくありませんが、まだ病気と呼ぶには早い段階ですね。

もし当てはまる方がいらっしゃるなら、なるべく平日は早く寝るようにして充実した土日を過ごせるようにしましょう。

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夜中に目が覚める

危険度レベル★★☆☆☆

これは睡眠に入ることができますが、朝まで寝れずに夜中に目が覚めてしまうということです。

途中で目が覚めてしまうと睡眠が妨げられてしまうので、疲労が溜まっていきます。

たまにならそういう日もあるということで済ませられますが、連日この状態が続くなら注意が必要です。

またこの段階では病気というまではいかないですが、睡眠の質という面で注意しておいた方が良いでしょう。

安眠グッズや寝る前の行動など眠る準備をしっかりとして熟睡するため工夫をしてみましょう。

寝つきが悪くなる

危険度レベル★★☆☆☆

これはなかなか眠りに入れないということです。

これもたまになら問題ないですが、長く続くようなら危険なサインかもしれません。

症状がひどくなる前に、平日の睡眠について考えるようにしましょう。

夜遅くまで仕事をしたり、飲みに行ったり、遊んだりするのは少し控えたほうがいい状態になっていると考えられます。

寝つきが悪いというのも体から発せられるサインですので、軽く考えずにひどくならないために睡眠について考えてみることをお勧めします。

起きても体がだるく眠気が取れない

危険度レベル☆☆

この辺りから危険なレベルに入ってきます。

職場の健康診断や医師の面談などでは業務の制限を勧められる状態かもしれません。

私の場合もそうでしたが、ここでブレーキをかけることができていたら…という後悔があります。

この段階まで行っていたらしばらく休んでも疲労回復までは時間がかかる状態でしょう。

残業を減らし、土日の寝溜めを止め、平日の睡眠時間も長めにとるなど全体的に体を休めることに注力した方が良い状態です。

繁忙期など忙しい日々が続いている方はこの状態までいく人も少なくないのではないしょうか。

特に年齢を重ねると無理が効かなくなりますので、自分の体の変化を受け入れた生活を心がけるようにしましょう。

寝付けない時間が長くなり、朝まで眠れない

危険度レベル★★★

危険な状態です。

産業医からは精神科の受診を勧められる状態です。

ここまでくると、薬を使わないと満足な睡眠が取れないかもしれません。

精神科の初診は予約が取りづらく、1ヶ月かかる可能性があることも考慮に入れて予定を立ててから受診しましょう。

場合によっては休職を勧められる状態かもしれないので、症状については医師とよく相談をして、仕事の調整を行いましょう。

眠気はあるが完全に眠れなくなる

危険度レベル★★★★

すぐに病院に行ってください。

もう起き上がるのもしんどいレベルにまできていると思いますので、家族の力を借りるのも良いでしょう。

病院ではほぼ確実に休職を勧められると思いますので、会社に休職の手続きもしくは退職して治療に専念することになるでしょう。

すぐに強い薬を処方されることはありませんので、なかなか寝れない状態が続きます。

徐々に強くしてようやく寝られるようになるため、寝るのにも一苦労です。

なってしまった場合は仕方ありませんが、いかにこの状態にならないようにするかが体調を考える上で重要な要素となります。

まとめ

人生の3分の1が睡眠と言われるように睡眠は重要です。

危険度で分けてはいますが、星1つであっても休日の寝溜め自体オススメしません。

日頃から十分が睡眠を取れる生活を心がけていきましょう。

睡眠不足で働くとパフォーマンスが大きく落ちるため、ミスが増え、その修正に時間がかかるなどの悪循環におちいります。

最悪の場合はうつ病の原因にもなりうる重要な要素なので、病気のことだけでなく、仕事の効率を上げるためにも睡眠は大事にしましょう。

逆に睡眠がしっかり取れていれば日中の活動が活発になり、公私に充実した人生を送ることにもつながります。

以上、今回は睡眠についてみてきましたがいかがでしたか?

何度も言いますが、睡眠は甘くみると人生に大きな痛手を負うことになります。

この記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。

それでは

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