ものを考えられない?うつ病になると起こる変化(うつ病体験談)

今回はうつ病の中でも厄介な体の変化、思考力の低下についてお話ししたいと思います。

うつ病になっている方は共感していただける部分があると思います。

うつ病になったことのない方は自分の体に起こる変化に耳を傾け、注意を払う必要があるでしょう。

友人、知人がこういう訴えをしている場合は、精神科の受診を勧めてあげましょう。

ご自身の体にこのような症状が出ていると感じている方はすぐに精神科を受診しましょう。

それでは早速みていきたいと思います。

考えることができない

一言で言うとこのままなのですが、思考力が低下しているという意味です。

何かを考えている時、無意識のうちに関連性を結び付けたり、計算したり、数多くの処理が脳内で行われているのです。

というより、考えられなくなったことで、日頃どれだけ脳が高速で様々な処理をしているのかがわかります。

考えようと頭を使うと、頭の一部がピクピクと反応して動いているのがわかります。

長時間腕立て伏せをして、もう支えられない状態になった腕のように力が入りません。

力が抜けていくのと同じように、考えようとしている内容が抜けていきます。

会話の内容もまともに頭に入ってこず、人との会話が噛み合わなくなります。

職場ではこのことで怒られることが何度もありました。

今思うとこの時すでにうつ病の症状が発症していたということです。

文字を認識できない

健康な方は何を言っているかわからないと思いますが、このままの意味です。

文字を文字として認識できません。

例えば本を開いたとしましょう。

文字がぎっしりと書かれています。

健康な方は今文章を読まれているように、文字と文字のつながりにより意味を読み取り理解して文章として認識します。

ですが、その文字の意味を認識することができません。

本を開いたら見えるのは、黒い文字の書いてある画像なのです。

絵を見ている感覚と言った方が良いでしょう。

文字として読もうとすると、とてつもない疲労感に襲われます。

この状態までくるとすぐにでも休まなければなりません。

リハビリも文字1文字を読むところから始まります。

1文字から2文字、1文、1段落と読む範囲を広げていきます。

たったこれだけのことですが、最初はひどく疲れます。

1日1回これを練習として行ったら終了です。

休んで次の日か調子の良い日にもう一度繰り返します。

これを何ヶ月も行った後でようやく1ページ、2ページと読み進めることができるようになるのです。

最終的に本1冊読むことができるようになるまで、うつ病になってから半年はかかりました。

考えると頭痛がする

常に頭はフル回転で回っており、オーバーヒートしている状態です。

頭が回っているといっても、勝手に回っているだけです。何も噛み合っていないので暴走状態ですが、自分でコントロールできないので我慢するしかありません。

これが普段の状態なので、何か考えようとするとさらに頭に負担を与えることになります。

とてつもなく頭が痛くなります。

車で言うとサイドブレーキを弾いたままアクセルを全開にするようなものです。

負担は大きいですが全く前に進みません。

頭にダメージが残るので、すぐに考えられなくなります。

この状態までなっているとうつ病はかなりの程度まで進行しており、数ヶ月程度では治りません。

同時に睡眠もまともに取れなくなっていると思いますので、睡眠障害についての記事も参考にしてみてください。

最近眠れないのはもしかしたらうつ病の初期症状かもしれません。

ほんとにつらい!うつ病の睡眠障害
(うつ病体験記)

今現在この症状に悩まされている方は、すぐに精神科を受診し休養することをお勧めします。

疲労感が強い

他の症状とも関連してきますが、常に疲れている状態です。

それに加えてものを思い出したり、考えたりしようとするとひどく疲れます。

ちょっと考えたらすぐ横になると言った具合です。

人間の集中力は1時間が限界と言いますが、うつ病の場合は数十秒と言ったところでしょう。

回復力も大きく落ちているため、11回が限界です。

つまり、1日で考えられる時間は数十秒と言うことです。

優先順位は休養が先決ですので、体調が良い時しかやってはいけません。

無理をすると悪化するだけですので。

お察しの通り、長い長いリハビリが始まります。

うつ病の人が行動できないと言う時はこの疲労感が強すぎるせいなのです。

まとめ

ここまで見てきた症状は、いずれも日常生活に大きな支障をきたすレベルです。

一旦うつ病になってしまうとこの状態からなかなか抜け出せません。

調子が良くなってきたと思っても、一気に悪化するのもうつ病の怖いところです。

気圧の変化、気温の変化など、外部環境の変化によっても調子は大きく変化します。

うつ病にはしんどい季節!
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その調子の良いタイミングを図ってリハビリを行いますので、なかなか症状が良くなりません。

回復に大きな時間を要することもうつ病の特徴と言えるでしょう。

そのため、初期の段階で休養を取れるようにすることが重要な対策となります。

頭の重さが取れない、疲れやすくなったと感じたら睡眠を多く取る。

仕事を早く切り上げるなどの対策が必要になります。

忙しい時期だからとずるずる仕事をしていると私のように大きな障害を負うことになります。

そのため、まずはうつ病になることのリスクを認識し、できるだけ自分でコントロールすることが重要になります。

≫ うつ病(精神疾患)になると仕事はどうなる?(うつ病体験談)

≫ 会社が守るのは会社だけ!うつ病で退職した社員への対応は!?(うつ病体験談)

会社脱出装置としての転職

どうしても業務から離れられない場合は退職・転職を視野に入れましょう。

一旦倒れてしまうと回復までは年単位の時間を要するため、早めの対応が必要になります。

キャリアアップだけでなく、脱出装置としても転職は常に考えておくようすることをオススメします。

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以上、今回の記事がみなさんのお役に立てれば幸いです。

それでは

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