うつ病と一口に言っても症状は様々ですが、ここではうつ病になりやすい性格についてお話ししていきたいと思います。
と言っても専門的な部分は専門家にお任せすることにして、ここでは私の性格についてお話しします。
正確にはうつ病になるまではそうだったと言った方がいいかもしれません。そのため、うつ病前の性格としていて読んでいただければと思います。
以前と比べると身体的な制約があることがわかっているので、積極的から寛容な性格に変わっています。
共感をされる方は危険かもしれません。
- 物事に正面から向き合う
- 責任感が強い
- 目的意識が強い
- 上昇志向が強い(燃え尽き症候群)
- 自信過剰である
- 周りの目を気にする
- ノーと言えない
- 内向的である
こんな感じです。
注意しておきたいのはこれらの性格が問題というわけではなく、メリットデメリットがあるということです。
デメリットの部分が強く出過ぎると精神や体に大きく負担がかかってしまいますので注意が必要です。
それでは見ていきましょう。
物事に正面から向き合う
これはプラスに考える方は多いんじゃないでしょうか。
私もそう思っています。
プラス要素だけを見ればですが。
物事に正面から向き合い、考えて事実を受け止めて行動するということは物事の成果を出す上で重要です。
実際この性格のおかげで仕事上の成果を出してこれたということもあります。
しかしこの性格が大きくマイナスに働く場面があります。
逃げられないのです。
大きなストレスや理不尽に対しても正面から受け止めてしまうため、大きな精神的ダメージを受けます。
柔軟性に欠けると言った方がいいでしょうか。
今となっては受け流せばいいのにと思いますが、こだわりも強いため、大きなストレスを抱えることになりました。
責任感が強い
これは社会人にとって必須とも言えるものとしてよく挙げられると思います。
自分で言うのもなんですが、責任感は強かったと思います。
過去形なのは、今はそこまで強く思わなくてもいいなと思っているからです。
任された仕事や立場に相応しい成果を出そうと思っていましたし、後で挙げる性格のようにそれができる自信もありました。
逆境に立たされたときにも強さを発揮する性格ですが、同時に物事に正面から向き合う性格と組み合わさると一人で抱え込むという行為につながります。
これは仕事の上でもよろしくないのですが、自分の仕事の範囲を決めてしまっているばかりに、周りを頼れないと言うことにつながるのです。
そうなると成果を出すのが難しくなり、大きなストレスを抱え続けると言う事態に陥ります。
思い当たる方は一度一歩引いてみて、自分の立場を俯瞰してみるのが良いでしょう。
仕事を抱え込みすぎてはいませんか?
ストレスの発散やガス抜きはできていますか?
周りにも声をかけてみましたか?
責任感があることは良いことですが、周りを頼ることは悪ではありません。
八つ当たりではなく、自分の思いを吐き出すことで新たな道が開ける可能性もありますので、一度話してみてはどうでしょうか。
目的意識が強い
目的意識を持つことはいいことです。
これがないと何も始まりませんし、進んでいる道からずれたときに軌道修正を行うことができます。
しかし、目的地を見すぎるあまり足元が見えなくなることがあります。
それは自分の体調だったり、仲間のモチベーションだったり、自分と周りに目を配り続けなければなりません。
もしかしたら、自分の体は悲鳴をあげているかもしれませんし、仲間が置いて行かれているかもしれません。
目的だけにとらわれるのではなく、視野を広く持ち着実に物事に取り組むようにしましょう。
上昇志向が強い(燃え尽き症候群)
上昇志向はモチベーションの源泉となるので重要な要素です。
爆発的なエネルギーを生み出すことができるので、目の前の壁や、繁忙期などのデスマーチが続く仕事を乗り越えるのに大きく貢献するでしょう。
一方で、エネルギーの消耗が大きいと言うのがこの性格の弱点でもあります。
短距離走タイプと言った方が良いでしょうか。
長期間にわたるプロジェクトの場合が続く場合、途中で息切れを起こし、倒れてしまう危険性があります。
また、全力で物事に取り組むため、達成感を味わった後に急激にモチベーションが低下する燃え尽き症候群に陥りやすいのもこの性格だと言えます。
大きくモチベーションが低下するのは、物事を達成した後と、達成不可能な目標だと気づいたときです。
このコントロールはプロジェクト責任者や業務の配分を行う上司の役目でもありますが、その配分が下手な上司に当たってしまった場合、力尽きてしまう可能性があるので注意しましょう。
自信過剰である
自信は行動の迷いを消すのに大きな役に立ちます。
迷いのない行動は成果への最短距離でもあるので、困難を突破するのに役立ちます。
また、周囲の人間からすれば迷いのない行動は頼りがいがあり、ついていきやすくなるでしょう。
一方で、欠点としては自分の考えや行動を正しいと思うあまり、周囲の意見に耳を傾けることができず、独りよがりになる危険性があります。
また、自分の正しさを証明したいと言う欲もあるので、自分のやり方に固執してしまう傾向にあり、柔軟性に欠けるところがあります。
そうなると、自分だけでなく周囲のストレスにつながりますので、ときには一歩引き、周囲の意見に耳を傾けることが必要となるでしょう。
周りの目を気にする
言い換えれば周りに目を配れると言うことですので、悪いことではありません。
周りから自分がどう見えているのかを気にすると言うことは、客観的に自分を見ることにもつながります。
つい行きすぎた行動をとってしまった時のブレーキの役割を果たしたり、消極的な時のアクセルの役目を果たすため、周囲から見てバランスの取れた行動につながります。
一方で、周囲の目を気にすると言うことは、自分のペースを強制的に調整すると言うことにもつながりますので、マイペースを崩すとも言えます。
マイペースを見出される人はこれが大きなストレスとなることがあるので注意しましょう。
何事もバランスが重要です。
マイペースすぎても良くないし、人の目を気にしすぎても良くない。
この調整が難しく、ストレスになると言うことは覚えておきましょう。
ノーと言えない
ノーと言ってください
無理なものは無理なのです。
業務の負荷、スケジュール、相性、などなど、根性ではどうにもならないことはたくさんあるのです。
そしてそれを理解しながら強要してくる人はたくさんいます。
あなたからいろいろなものを奪おうとする人がたくさんいます。
ノーと言いましょう。ハッキリと。
あなたがノーということを周りの人間はあなた以上に深刻に考えてはいません。
他の方法を考えるだけです。
ノーと言った後のことは依頼してきた人に任せましょう。
内向的である
内向的なことは全く悪くありません。
自分の内側に目を向けることができる。つまり、俯瞰してものごとを見ることができるなど、客観的な視点を持つことにもつながります。
問題解決の糸口を見つけたり、分析的な思考ができるため、組織やグループにおいて重要な役割を果たすことができます。
一方で周りの人間を頼れなかったり、一人で問題を抱え込んでしまうことにつながる傾向にあります。
その結果、解決できる問題を長引かせてしまったり、業務の負荷を必要以上に大きくしてしまう危険性があります。
定期的に現状を把握し、周囲とコミュニケーションを取ることで、問題の解決につながることも多いので、困ったときは相談してみるのもいいでしょう。
まとめ
占いサイトみたいな感じだったでしょう
多かれ少なかれ、会社や社会生活を送ると言うことは、一般社会や業界の常識に自分を合わせると言うことになります。
個人個人性格は違うのですから、たまたま合っている人は長続きしますし、合わない人は潰れてしまうと言うことは十分に考えられることです。
そして大事なのは、その変化を一番に感じ取れるのは自分だと言うことです。
自分の体や心の変化に耳を傾けずにいると、いつかパンクして動けなくなります。
まさに今の私のように。
そうならないようにうまく私生活とのバランスを取れるようにしましょう。
ストレスの発散方法を身につけるというのも重要なことです。
それが不可能な職場であれば、異動や転職・退職も視野に入れることをお勧めします。
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以上、この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
それでは