ブラック企業の実態を知りたい!読んでおくべきおすすめ本5選

今回は実際にブラック企業に入るわけにはいかないので、知識として知っておきたいブラック職場とその上司についての本をご紹介したいと思います。

みなさん本は読みますか?

私はうつ病のリハビリとして読むまで社会人でも全く読んでませんでした。

社会人になると、どうしても本を読む優先順位が下がってしまうんですよね

それでも本は過去の経験や失敗に関する知識がたくさん詰まっています。

特に「自分では言語化できないことを代わりに言語化してくれている」事に大きな価値があると思っています。

それでは5選紹介していきます。

ブラック職場があなたを殺す|ジェフリー・フェファー

まず最初はブラック職場があなたを殺すという本です。

物騒なタイトルですが、ここで重要なのはブラック「職場」であるということです。

自分が憧れて苦労した入った職場であってもブラック職場である可能性があることに注意しなければなりません。

この本ではブラック職場を下記のように定義しています。

  • 低賃金
  • シフト勤務
  • 仕事の裁量の乏しさ
  • 長時間労働

ここでこの職場に入った人たちがなぜ辞めて他の会社に転職しないのか?と言う疑問が生まれます。

特に事例がアメリカですので、転職は普通なのでは?

そこで本書では下記のような問題点を挙げています。

なぜ職場を辞められないのか

  • 有名企業で働いていると言う社会的地位を手放したくない
  • 経済的な問題
  • 辞める元気がない
  • 実力不足だと思われたくない
  • 自分で選んだ仕事だから
  • 異常な環境がいつしか正常だと思うようになる

上記のような理由はブラック企業で働いている皆さんも全てではないにしても心当たりはあるのではないでしょうか?

事例がアメリカの企業なので、解雇などは直接日本企業には当てはまらない部分はありますが、多くの点で共通する部分があります。

本書では、このブラック職場から離れられない人たちがどうなっていったのかを社会的問題と絡めて体験談と共に語られます。

ブラック職場というものの恐ろしさがよくわかり、早く脱出すべき場所だということが理解できる一冊ですので、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。

私も早く読んでおけばよかったです。

悪い奴ほど出世する|ジェフリー・フェファー

続いてご紹介するのは「悪いやつほど出世する」という本です。

身近に心当たりがある方は多いのではないでしょうか?

いますよね?嫌な上司。

本書はリーダーシップとは何かという話で、理想的なリーダーについて数多く語られているにもかかわらず、なぜそのようなリーダーが存在しないのかという問題提起から始まります。

競争社会の現実

リーダーを目指すとなると、競争が発生します。

これはフェアな競争ではありません。

互いに足の引っ張り合いになります。

特に理想的なリーダーを目指す人は、蹴落とされる対象になりやすいのです。

そして残るのは、自分のキャリアを考え、自己の利益を優先する人物だけとなるのです。

リーダーシップをめぐる問題点

リーダーシップは多くの点で神格化されており、実態を知らないことが問題であると本書は述べる。

多くの不一致が存在するが、その問題点を問題として認識されづらいこともリーダーシップ神話を生み出している原因となってる。

  • リーダーの発言と行動の不一致
  • リーダーの行動と結果の不一致
  • 理想の普遍的リーダー像と現実のリーダーとの不一致
  • リーダーシップの多元的な性格と人々が求める単純化されたリーダー像との不一致
  • リーダーシップの自己評価と現実のデータ(職場環境やキャリアに関する調査結果)
  • 多くの人が求めるもの(良いニュース、サクセスストーリー、高揚感)と必要なもの(真実)との不一致
  • 組織や職場の改善に必要な行動とその実効との不一致

このように、なぜ良いリーダーが少ないのか?

また、リーダーシップという言葉に過剰な期待を寄せている現状に疑問を投げかけ、実態を示すのが本書です。

リーダーと言うと一見かっこよく聞こえ、皆が目指す目標であるかのように聞こえるが本当は…。といった感じの本です。

文章も読みやすく、興味深く読むことができました。

権力を握る人の法則|ジェフリー・フェファー

みなさん権力がほしいですか?

そんな皆さんにオススメしたい本がありますよ!

これを読めばなんと権力が手に入りやすくなるんです!

冗談はさておきと言いたいところですが、多分これは事実です。

この本のタイトル通り、あなたが権力を得るために必要なプロセスが書かれています。

それだけではありません。

あなたが権力を握った後に転落しないようにするにはどうすればいいか、まで書かれています。なんて親切なんでしょう。

しかし本書を利用するにあたっての注意事項があります。

  • 状況に応じて使い分けること
  • 環境は人間と同じく個別に異なることを認識すること
  • 自身の価値観や目標に合わせて調整、取捨選択すること
  • 本書のアドバイスが必ずしも良い結果につながることはないことは理解すること
  • 実践において結果を確認し、調整すること

上記を踏まえて本書を実践すれば、憧れの権力を手にすることができると言うわけです。

また、権力を手にするまではいかなくても、社内で評価される振る舞いを抑えておくことで、周囲からの評価を得やすくすることもできます。

要は目標に合わせて使い方を変えることができるのです。

客観的にもどんな点が周囲の評価につながるのかを観察する点でも面白く読める本です。

他人を支配したがる人たち|ジョージ・サイモン

この本のテーマは「マニピュレーター」とよばれる、他人を攻撃し、自分の支配下に置きたがる性質の人です。

皆さんこんな人と付き合いたいですか?

付き合いたくないですよね。

私なら距離を置きます。

実際この本では、こういうタイプの人間と関わることの危険性を説いています。

このタイプの人間は「潜在的」と「顕在的」に分かれます。

いずれも他人に対する攻撃性を持っており、

「潜在的」の場合は、勝つことに執着し、手段を選ばず、その意図を隠すために影に回って人を欺くタイプ。

「顕在的」の場合は、目的の達成に向け、明白な態度で人と競い合う。

とそれぞれ特徴があります。

こういった性格特性の人たちをさらに細分化し、それぞれの攻撃の手口からその人のパーソナリティを分析していきます。

本書の目的は、このような人たちの特性を認識し、自分が巻き込まれないように、あるいは巻き込まれた場合の対処法を提示することを目的としています。

周りの人間に恵まれない、面倒な人間関係に巻き込まれている方はもしかしたら、この攻撃性パーソナリティを持つ人に囲まれているからかもしれません。

だれもわかってくれない|ハイディ・グラント・ハルヴァーソン

この本には、「傷つかないための心理学」と言う副題がついています。

その名の通り、「人を正しく理解し、人から正しく理解されること」がいかに難しいかを書いています。

そして通常は、お互いを理解することができないと言う前提で話を進めていきます。

なぜ誤解が生まれるのか、なぜこちらの意図が正しく伝わらないのか。

そのような日常的に生まれるすれ違いを、心理学的な観点から解説していき、その対処法を示します。

人は第1印象で左右されるのはなぜか?

人はみんな自分が平均以上だと思っている。

などなど様々あります。

個人的に興味深かったのが、「魅力的な女性は就職の面接において、面接官が自分の容姿にコンプレックスを感じている場合、面接に来た女性に脅威を感じるため、面接に来た女性にとって不利に働く」と言う心理状態が働くと言う点です。

よく男性にとって魅力的な女性がしばしば女性からの評価が低くなるのは、この心理効果によって、無意識のうちに脅威に感じているからであると本書では語っています。

このように、社会で身近な疑問に対する回答が書いてあるところが本書の面白さです。

ぜひ読んでみてください。

まとめ

今回紹介した本は、実体験の紹介から、心理学的な側面から人間の本質を見抜こうとする良著です。

知識を持っていることはいろいろな場面を想像することができるので、いざという時の対策を練っておくことができます。

特に組織においては思い通りにいかない場面が多いと思いますので、人との距離感や付き合い方の予備知識を身につけておくことは役に立つでしょう。

実際私も読んでから過去を振り返ってみて腹落ちすることがなんどもありました。

もっと早く読んでおけば心理的に楽になっていただろうと思う本ばかりですので、今回ご紹介させていただきました。

以上、参考になれば嬉しいです

それでは

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